ペディグラスの巻き爪補正は痛みがない?施術方法やメリットを徹底解説!
ペディグラスは、根本からの改善を期待できる画期的な巻き爪補正技術で、再発率が低いのが特徴です。
国内外で特許を取得し、重度の巻き爪のほか、陥入爪など幅広い症例に対応可能。施術時の痛みがほとんどないうえに、美しい見た目に仕上がります。
この記事では、ペディグラスの具体的な特徴や施術方法、施術を受ける9つのメリットを詳しく解説します。巻き爪の痛みから解放され、自信をもって足元のおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者:
ペディグラス認定メディカルトレーナー 文田 早織(巻き爪フットケア大町東院 院長・鍼灸師)
もくじ
ペディグラスの巻き爪補正とは?
プレート法の巻き爪補正
器具を使った巻き爪補正は、大きくワイヤー法・クリップ法・プレート法の3つに分けられます。
ペディグラスはプレート法に分類され、レジン樹脂でできた弾性のプレートを使用。爪の表面にプレートを張り付けて巻き爪を補正します。
施術時の痛みはほとんどなく、麻酔や切除などの処置も必要ありません。
補正器具を装着すると陥入した爪が引き上げられるため、即座に痛みが軽減するのが特徴です。
補正器具である特殊プレートは透明で、装着後なめらかに加工。目立ちにくく、見た目も美しく仕上がります。
国内特許・国際特許を取得
ペディグラスの巻き爪補正は、現・株式会社ペディグラス代表取締役の小島 賢子氏によって1991年より研究が開始されました。
その後、ペティグラスの高い補正力が評価され、2002年に初代巻き爪矯正器具の国内特許を取得、2009年に国際特許を取得しています。
またペディグラスは、フットケアの本場ドイツでも国際特許を取得。日本のみならず、世界各国で広く認知され、支持を得ている巻き爪補正技術といえるでしょう。
有資格者のみが施術できる
ペディグラスの巻き爪補正施術に対応できるのは、認定トレーナーによる講習を受けた有資格者のみです。
技術の習得だけにとどまらず、あらゆる症例課題の合格によってはじめて技術者として認定されます。
ペディグラスの施術資格は、対応できる症例が段階的に分かれており、例えば「足爪補正士」の資格を有している場合、巻き爪だけでなく割れ爪や匙状爪などあらゆる爪トラブルへの対応が可能となります。
有資格者はペディグラスが発行する認定証(ディプロマ)を保有しているため、施術を受ける際は、施術者が認定証を取得しているか事前に確認することをおすすめします。
※類似の補正をおこなう店舗にご注意ください
現在、ペディグラスの技術を模倣した巻き爪補正店舗が全国各地で展開されています。
模倣店は医師考案の補正技術と謳っていますが、日本国内の特許を取得しておらず、施術者は短期間の社内講習を受けたのみでお客様の対応をしています。
ペディグラスの技術とは大きな差があり、株式会社ペディグラスには模倣技術によるトラブルの報告も入ってきています。
施術を受ける前に、ペディグラス認定の有資格者が施術を担当している店舗かどうか、今一度ご確認ください。
ペディグラスの施術方法
ペディグラスの巻き爪補正の施術は、次の3つのステップで進めていきます。
- 爪のクリーニングと消毒後に施術を開始
- 巻き爪の状態に合わせたプレートを選択して補正
- プレートが目立たないようにきれいに加工
実際の施術の流れの詳細を以下に説明します。ペディグラスの具体的な補正内容を知りたい方はぜひご一読ください。
①爪のクリーニングと消毒後に施術を開始する
ペディグラスの巻き爪補正は、施術前に爪のクリーニングと消毒を入念におこないます。
爪とその周辺を清潔な状態に保つことで、感染リスクを最小限に抑えることが可能です。
このように、衛生面にも配慮した施術を実施しています。
②巻き爪の状態に合わせたプレートを使用
爪の前処理が終わったら、巻き爪のカーブの度数を測り、使用する補正プレートを選択します。
巻き爪の度数計測は、プラスチック製のガイドラインが描かれた透明シートで、爪のカーブや巻き込み具合を読み取ります。
爪の状態を考慮し、以下のプレートの種類から適したものを選びます。
プレートの種類 | 適応する症状 |
---|---|
ニューパワーフリースタイル | 軽度~中度の巻き爪 |
フォークスタイル | うずまき状の重度の巻き爪 |
ニューワイドフリースタイル | 割れ爪・匙状爪 |
ニュースタンダードスタイル | 陥入爪 |
ビッグフォークスタイル | 皮膚に深く埋もれた爪 (根元へのアプローチ) |
プレートは特殊な硬化ジェルを使用して貼付。プレートと硬化したジェルの張力によって爪の形を補正していきます。
③装着後、プレートをきれいに加工する
プレート装着後は、ネイルマシンに取り付けた研磨用のビットで、プレートの表面をなめらかに加工します。
余分なプレートを削り取ることで、爪との段差がなくなり、プレートの装着がわからないほど目立たない状態となります。
ペディグラスの巻き爪補正を受けるメリット
ペティグラスでの巻き爪補正には、「痛みがほとんどない」「幅広い爪トラブルに対応できる」など、以下9つのメリットがあります。
ペティグラスで実現できる巻き爪補正を正しく理解したうえで、ケアを受けるかどうかご検討ください。
メリット1. 施術時の痛みがない
ペディグラスの巻き爪補正は、病院での外科的処置とは異なり、爪を切ったり取り除いたりする必要がないため、施術時に痛みをともないません。
プレートを装着するだけで爪を補正でき、実際に施術を受けた方からは「いつプレートを装着したかわからなかった」という声をいただくこともあります。
メリット2. 初回で改善が実感できる
ペディグラスは、皮膚に食い込んだ爪をプレートで持ち上げて補正。施術直後から痛みが軽減または消失します。そのため、日常生活も楽に過ごせるようになっていきます。
ペディグラスの補正技術を用いた研究論文によると、被験者全員がプレートを装着してから1週間以内に疼痛の緩和を感じています。
セラピストプラネットでも、施術を受けたお客様にアンケート調査をおこなったところ、「初回の施術で痛みが軽減した・消失した」と回答したお客様が約98%にのぼりました。
以上のことから、ペディグラスの巻き爪補正技術は効果の実感を得やすいといえるでしょう。
メリット3. 再発リスクが低い
ペディグラスは、再発のリスクが低い巻き爪補正です。
ペディグラスを用いた研究論文からも、再発リスクの低さが証明されています。
61人の巻き爪の症状がある被験者に9.3ヶ月間ペディグラスの巻き爪補正プレートを装着したところ、平均10ヶ月の追跡調査の期間内で、再発率はわずか8.2%でした。
また、ラピストプラネットの巻き爪フットケア店では、カウンセリングで巻き爪になった原因を徹底的に追求し、アフターケアの指導をおこなっています。
全店に整体院を併設しており、巻き爪の遠因である外反母趾や姿勢の歪みも改善できます。全身のトータルケアによって、巻き爪の再発率はさらに低くなります。
メリット4. 補正器具が透明で目立たない
ペティグラスは補正箇所が目立ちにくく、美容面でも大きなメリットがあります。
施術ではレジン樹脂でできた透明なプレートを装着し、ネイルマシンでなめらかに加工します。
その透明性から、周りの人は装着していることにほとんど気づかないでしょう。
また、補正具は靴下やストッキングに引っかかることがないため、ストレスもかかりません。
補正プレートの上からはペディキュアを塗ることもできます。
目立たない補正器具は心理的負担を軽減でき、巻き爪治療中も足元のおしゃれを楽しめます。
メリット5. 短い爪でも補正できる
ワイヤー法やクリップ法による巻き爪補正は、爪の先に器具を装着する特性から、ある程度の爪の長さが必要ですが、ペディグラスは短い爪にも対応できます。
ペディグラスの補正プレートは複数の種類があり、爪の状態に合わせたものを使用します。短い爪にも装着できるため、どのような爪も補正できるのです。
深爪が原因となる巻き爪や陥入爪にお悩みの方にも、ペディグラスは効果的な選択肢といえるでしょう。
メリット6. 重度の巻き爪も改善できる
ペディグラスは、重度の巻き爪に対しても有効的です。
重度の巻き爪は、爪の湾曲角度が80度以上に進行した状態で、極端な例ではストローのように爪が内側に巻いています。
多くの場合は痛みをともない、適切に対処しないと状態が悪化するおそれもあるでしょう。
テコの原理と張力を使って補正する仕組みのペディグラスのプレートは、どのような爪にも装着でき、爪を持ち上げられます。だからこそ、深刻な巻き爪の症状でも、痛みの軽減と爪の形状改善が同時に実現できるのです。
メリット7. 陥入爪・割れ爪・匙状爪・変形爪にも対応
ペディグラスは陥入爪・割れ爪・匙状爪・変形爪など、さまざまな爪トラブルに対応できる補正技術です。
陥入爪は食い込んだ爪をプレートで持ち上げながら補正し、割れ爪と匙状爪は、爪を補強しながら形状を整えます。
変形爪の形状や程度は個人差があるため、爪の状態を正確に見極めて最適な補正方法を選択します。
メリット8. 手の巻き爪も施術可能
ペディグラスは、足の爪だけでなく手の巻き爪についても施術可能です。
手の爪は日常生活で頻繁に使用するため、巻き爪は痛みや不便さの原因になりやすく、早めの改善が望ましいでしょう。
ペディグラスの巻き爪ケアであれば、補正中の状態が目立たず、手や指の動きを妨げないため、仕事や家事も問題なく続けられるメリットがあります。
▶関連記事:手の指も巻き爪になる?手の爪が巻く原因とは?
メリット9. 補正器具の交換やメンテナンスは月1回程度
補正器具の交換やメンテナンスは月1回程度ですむため、来店の頻度や負担を大幅に軽減できるのもメリットです。
メンテナンスには衛生処理や表面のコーティングが含まれ、爪の状態を最適なまま保持できます。
なお、月1回という間隔は、爪の成長サイクルに合わせて設定されており、自然な爪の成長を妨げることなく補正を実施できます。
ペディグラスのデメリットは?
メリットが多数あるペディグラスの巻き爪補正ですが、デメリットも2つだけ存在します。以下にデメリットについても解説しましょう。
保険適用にならないため料金が全額自己負担
ペディグラスは健康保険が適用にならないため、施術料金は全額自己負担となります。
保険適用になる巻き爪ケアは、主に病院での手術とセルフケアの指導であり、補正器具を用いたもの(ワイヤー法やプレート法など)は、たとえ病院であっても全額自己負担となります。
▶関連記事:巻き爪治療は保険適用外のものがある!それはなぜ?
出血や化膿の症状がある場合は施術できない
爪の周囲に出血や化膿の症状がある場合は、施術をおこなうことができません。
先に皮膚科を受診いただき、症状が落ち着いてから改めて施術を開始する形となります。
施術を受けられる状態なのかご自身で判断がつかない場合は、ペディグラスの認定資格を持つ施術者にお問い合わせください。
ペディグラスの料金について
料金規定があるため安心
ペディグラスは全国統一の推奨料金を設定しており、どの施術店でも同程度の料金で巻き爪補正を受けられます。店舗間での価格競争を防ぎ、お客様に質の高い技術を提供することに努めています。
料金システムは巻き爪の程度(度数)に基づいており、巻き爪の1ヶ所の数え方や、巻き爪度数の測り方も各店舗で統一されています。
さらに、施術を始める前に料金を提示。ご納得いただいたうえでケアを受けられるため安心です。
セラピストプラネットはペディグラスの巻き爪補正を導入
セラピストプラネットでは、ペディグラスの巻き爪補正技術を導入。クオリティの施術はもちろん、以下の特徴があります。
・ペディグラス認定メディカルトレーナー在籍
・丁寧なカウンセリングで巻き爪の状態を見極める
・お客様に寄り添うことを第一とした施術
ペディグラスを扱う店舗のなかでも高水準の技術を有し、お客様ファーストでの対応を心掛けています。
ペディグラス認定メディカルトレーナー在籍
セラピストプラネットには、ペディグラスが認定するメディカルトレーナーが2名在籍しています。
メディカルトレーナーは専門家として高度な知識と技術を持っているだけでなく、「ペディグラスの技術を指導し、施術者の育成ができる」資格です。
そのため、当社ではメディカルトレーナーが先頭に立ち、施術者全体のスキルアップを図り、グループ店舗の品質向上をおこなっています。
参考:
ペディグラス広島 広島支部 メディカルトレーナー 文田 早織
ペディグラス広島 海田 メディカルトレーナー 松岡 めぐみ
丁寧なカウンセリングで巻き爪の状態を見極める
セラピストプラネットでは、巻き爪の状態を正確に把握するため、丁寧なカウンセリングを実施。経験豊富な専門スタッフが、お客様の爪の状態を細かく観察し、巻き爪の程度や原因を見極めます。また、日常生活での不便さや痛みの程度、これまでの治療歴なども詳しく聞き取ります。
そして、カウンセリング結果をもとに最適なケアを選択し、個々の状況に合わせたオーダーメイドの施術計画で補正を進めていきます。
お客様に寄り添うことを第一とした施術
セラピストプラネットの巻き爪ケアは、お客様一人ひとりに寄り添うことを最優先しています。
施術以外にも爪の健康を維持するためのサポートに注力。施術後のケア方法や姿勢改善、靴の選び方などをアドバイスし、巻き爪の再発防止に取り組んでいます。
さらに定期的なフォローアップでお客様の生活の質が向上しているか確認し、お客様・スタッフの二人三脚で巻き爪の根本改善を目指していきます。