巻き爪になる原因の1つに「深爪」があります。
巻き爪を防止するためには、正しい爪の切り方を覚えることが推奨されるでしょう。
こちらの記事では、適切な足爪の切り方と巻き爪におすすめの爪切りを紹介します。
この記事の監修者:
巻き爪フットケア東千田町院 院長 文田 早織(ペディグラス認定メディカルトレーナー、同認定足爪補正士・鍼灸師)
もくじ
適切な爪の切り方で巻き爪を防止する
深爪は巻き爪になる大きな原因の1つ
巻き爪になりやすい大きな原因の1つが、爪を切るときに深爪をしてしまうことです。
深爪をすると、爪が周囲の皮膚に埋もれるように食い込みながら伸びていくため、爪が曲がってしまう可能性が高いのです。
▶関連記事:巻き爪とは?陥入爪との違いや原因を解説
正しい足爪の切り方を紹介!
深爪にならない長さで切る
爪が伸びると先端の白い部分(フリーエッジ)が長くなってきます。
フリーエッジがすべてなくなる切り方では、深爪になっているおそれがあるため、フリーエッジの先端と指の先が同じ高さになる切り方が適切です。
爪の形は「スクエアオフカット」で整える
爪の形は、「スクエアオフカット」といわれる角が落ちた四角い形が推奨されます。
理由としては、スクエアオフカットは爪の強度を保ちやすく、巻き爪や薄い爪など爪のトラブルを起こしやすい方に向いているからといわれています。
スクエアオフカットの手順は以下を参考にしてください。
- 指の先端と同じ位置で、一直線に爪をカット
- カットした爪の両角を、ヤスリを使い少しだけ丸く削る
スクエアオフカットは指を細長く見せる効果あり!
なお、スクエアオフカットは、爪の面積が広くなる切り方で、爪先に視線を集めるため、指が細長く見えるという効果があります。
オープントゥのパンプスやサンダルを履く方や、ペディキュアをしたい方におすすめの切り方といえるでしょう。
爪の両端を斜めに切る「バイアスカット」はNG
よくありがちな爪の切り方に、爪の両端を斜めに切るバイアスカットがあります。
爪の左右のふちを大幅に切るため、巻き爪になりにくいように見えます。
しかし、爪の層の構造に反した切り方であり、爪が伸びるに従い、巻いていってしまうおそれがあります。
▶関連記事:巻き爪の治し方は?セルフケアでも治せる?
巻き爪をカットしやすいおすすめの爪切りは?
刃が直線になった爪切り
巻き爪を切るのにおすすめの爪切りは、刃が直線になった爪切りです。
まっすぐ直線に切ることができるため、爪をスクエア型にしやすいという特徴があります。
また、少しずつ切るといった調整がしやすいこともポイントでしょう。
爪切りの材質は「ステンレス刃物鋼」がおすすめ!
爪切りに使われている材質は、「ステンレス刃物鋼」がおすすめです。
耐久性があり、さびにくい素材のため、手入れや管理がしやすいというのが特徴です。
硬い爪にはニッパー型がおすすめ
テコ型の爪切りでは切りづらいという硬い爪の場合は、ニッパー型の爪切りがおすすめです。
ニッパー型は軽い力で切ることができ、爪にも負担がかかりにくいため、医療や介護の現場でも用いられることが多い爪切りです。
ダイソーなど100均で販売している爪切りはどうなのか?
ダイソーなどの100均の店舗でも、直線刃爪切りが販売されています。
健康な爪やごく軽度の巻き爪であれば、100均で売られているものでも十分対応できるでしょう。
ただし、材質や性能が、貝印などの国産刃物メーカーより劣る可能性があるためご注意ください。
切りづらい爪のカットは巻き爪ケア専門店にご相談ください
厚みのある爪やはげしい巻き爪はセルフカットが難しい
厚みのある爪や巻き込み方のはげしい巻き爪は、自分で切ることが難しい場合があります。
無理をして爪を切ると、爪が割れたり、出血したりするおそれも……。
健康な爪の状態に戻すためにも、爪が切りづらいと感じた時は、巻き爪ケア専門店に一度ご相談ください。
セラピストプラネットの巻き爪フットケア店は爪切りだけの利用もOKです!
セラピストプラネットの巻き爪フットケア店は、巻き爪補正メニューのほか、足指の爪切りのみのメニューもご用意しています。
健康な爪の状態に戻すためにも、爪が切りづらいと感じた時は、巻き爪専門院に一度ご相談ください。
- 巻き爪で足の爪が切りにくい
- 爪が厚くて爪切りの刃がうまく入らない
- 不器用で爪を切ってもガタガタになる
- 足指の爪の形をきれいに整えたい
以上のようなお悩みのある方は、ぜひお気軽に当社の店舗までお問い合わせください!