巻き爪を放置していると、爪周辺に痛みを伴うようになるだけでなく、体全体にほかの症状と痛みを引き起こすおそれがあります。
例えば、腰痛や変形性膝関節症なども巻き爪をきっかけに発症するケースがあり、まずは根本の原因となっている巻き爪を改善することが推奨されるでしょう。
巻き爪を放置するとどんな影響がある?
巻き爪による傷口から感染症になる
巻き爪を放置して症状がひどくなると、巻いた爪が皮膚を傷つけることがあり、その傷口から化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)などの感染症を引き起こすおそれがあります。
痛みで歩けなくなる
巻き爪が悪化すると痛みも発症する場合があります。 歩く度に爪が皮膚に刺さり、痛みが強くなると歩けなくなることもあるでしょう。
痛みによって体重のかけ方や姿勢のバランスが崩れる
巻き爪の痛みによって、体重のかけ方が偏ったり、姿勢のバランスが崩れたりすることも。巻き爪フットケア東千田町院では、巻き爪が原因で引き起こされる腰痛などの症状にも併用する整体院にて対応しております。
巻き爪による姿勢の歪みの弊害について
姿勢の歪みがほかの症状に広がるおそれ
巻き爪は患部だけの症状のみならず、巻き爪による姿勢の歪みが、あらゆる症状に波及するおそれがあります。軽視してはならない爪疾患といえるでしょう。
以下に巻き爪が原因となり得る症状の例を解説します。
魚の目やタコができる
姿勢の歪みにより、足底にかかる力が偏ると、足裏の同じ部分に圧迫や刺激を繰り返し、魚の目やタコ(胼胝)ができやすくなります。 特に魚の目は、角質が棘のように硬くなった芯ができるため、歩く度に痛みを感じるようになってしまいます。
足の裏の痛み(足底筋膜炎など)
姿勢のバランスが崩れると、足の指に力が入りづらくなります。
歩行や走行をする際、足裏が十分に衝撃吸収できなくなったり、正しい蹴り出しができなくなったりすることも。 その影響で、歩きにくさを感じたり、足裏に痛みを感じたりする場合があるでしょう。
代表的な症状としては、土踏まずのアーチを支える足底筋膜という部分が断裂や炎症を繰り返す、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)が挙げられます。
足首が硬くなり転倒しやすくなる
巻き爪による痛みで歩行をしなくなると、運動不足の状態に陥ります。
運動をしていない足首は、筋肉や靭帯が硬化していきます。 足首が硬くなると、身体の柔軟性を失い、転倒しやすくなるおそれがあるでしょう。
外反母趾
姿勢の歪みにより足の機能や筋力が低下すると、外反母趾になることもあります。 靴を脱いだ状態でも常に痛みを生じる重度の外反母趾になると、手術をしなければ改善しないケースもあり、注意が必要です。
変形性膝関節症
巻き爪になった、特に高齢者の方に現れやすい症状が、変形性膝関節症です。
高齢になると膝の関節軟骨が弾力性を失うなど、老化が始まります。 姿勢の歪みと体重のかかり方が原因で、関節軟骨がすり減り、変形しやすくなるのです。
腰痛
姿勢が悪くなると、骨盤が歪みはじめ、腰痛の原因になります。
腰痛は長引きやすく、つらい症状が長期化することも。
また、ただの腰痛ではなく、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの症状が起きていたということもあり得ます。 まずは、腰痛の根底となっている巻き爪を早急に改善することが推奨されるでしょう。
背中の痛み、肩こり
巻き爪による姿勢の歪みは、背中の痛みや肩こりにつながることがあります。 筋肉が固まり、血行不良を起こしやすくなるため、巻き爪を改善し、姿勢の歪みを正していくことが大切でしょう。
日常生活に支障をきたさないためにも
早めの巻き爪補正を!
症状が軽いうちのほうが改善しやすい
巻き爪は身体にさまざまな悪影響を与える原因になり得る症状です。
足の痛みだけでなく、身体の広範囲に痛みが及ぶと、日常生活に支障をきたし始めることもあるでしょう。
巻き爪の症状が軽いうちにケアを開始すると、改善しやすいというメリットがあります。
早めに巻き爪をケアし、身体のほかの部位に起こる症状を防いでいくことが重要です。
巻き爪フットケア東千田町院は巻き爪と姿勢の歪み双方をケアします
巻き爪フットケア東千田町院では、巻き爪が再発しないように、根本からの改善を目指す施術をおこなっています。
また、鍼灸・整体院も併設しているため、巻き爪の補正と併せて、身体のバランスを整えていくことも可能です。
お客様の痛みの原因をしっかりキャッチし、適切な施術を提供いたします。
巻き爪にお悩みの方や爪に違和感のある方はもちろん、魚の目が痛い方、腰痛や肩こり、ひざの痛みなどがある方は、ぜひ一度当院までご相談ください。