かかとのケア方法!ガサガサになる原因や対策をご紹介!
かかとがガサガサして、靴下やストッキングに引っかかってしまったり、素足になるのが恥ずかしかったりと、かかとに関するお悩みを抱えていませんか?
かかとのガサガサしていると、見た目はもちろん、ひび割れによる痛みを感じることもあります。特に乾燥する季節や、サンダルを履く季節には、かかとのケアが気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、かかとがガサガサになる原因や基本的なケア方法、予防策などについて詳しくご紹介します。
もくじ
かかとがガサガサになる原因は?
かかとがガサガサになってしまうのには、いくつかの理由があります。まずは、その原因について詳しくご紹介します。
乾燥による影響
かかとは体のほかの部分と比べて、とても乾燥しやすいです。その理由は、かかとには水分を保つ役割を持つ皮脂を分泌する「皮脂腺」がほとんど存在しないからです。顔の肌は乾燥すると自然に皮脂を出して守ろうとしますが、かかとは自分で潤いを作り出すことができません。
そのため、何もケアをしないでいると、どんどん乾燥が進んでしまいます。乾燥によって角質層が分厚くなり、さらにガサガサが進行してしまうという悪循環に陥りやすいのです。
ターンオーバーの乱れ
皮膚は通常、約28日周期で生まれ変わっていますが、かかとを含む足の裏のターンオーバーは、その倍以上の日数がかかるといわれています。このターンオーバーが乱れると、本来なら自然に剥がれ落ちるはずの古い角質が、かかとの表面に残り続けてしまいます。ターンオーバーが乱れる主な原因は乾燥で、加齢によってターンオーバーに要する時間は長くなる傾向があります。その結果、角質が厚く硬くなり、ガサガサとした状態になってしまうのです。
靴や摩擦による刺激
足には体重がかかることによる圧力や、靴との摩擦などの負担が大きく、肌を守るために角質層が分厚くなります。特に、サンダルやハイヒールなど、足に負担の大きい履物やサイズの合っていない履物で歩くと、足裏への摩擦・衝撃・圧力が増し、より角質が厚くなります。歩行で繰り返される刺激によって、かかとの角質が蓄積されてしまうのです。
加齢で増える角質の蓄積
加齢によって新陳代謝が低下すると、皮膚細胞の代謝が低下し、古い角質がはがれにくくなり蓄積されます。若い頃に比べて、ちょっとした傷でも回復するのが遅いと感じる場合は、肌の新陳代謝のスピードが落ちてきている可能性が考えられます。年齢とともに、肌の生まれ変わる力が弱まることで、かかとの角質はどんどん厚く硬くなっていきます。さらに、加齢によって外側からの摩擦や圧迫などの刺激に対して、肌の防衛反応で角質を厚く硬くして内部を守ろうと働くため、歩行による刺激によってかかとは年々硬くなっていきます。
かかとケアの基本的な方法
ガサガサになってしまったかかとは、正しい手順でケアすることが大切です。ここからは、自宅で簡単にできる基本的なかかとケアの方法をご紹介します。
①湯で角質を柔らかくする
まずは41~43度の湯船に10~15分ほど浸かって、汗が軽くにじむ程度まで入浴しましょう。または、43~44度のお湯で足浴をするのもOKです。お湯に浸かることで、かかとの厚くなった角質を柔らかくします。足湯をする場合は、5~10分程度がおすすめで、長くお湯に浸かりすぎると皮膚がふやけてしまい、洗った時に皮膚を傷つけてしまう可能性があるため注意してくださいね。かかとを温めながら、気になる部分をマッサージするのもおすすめで、体を温めることは皮膚の新陳代謝を促すことにもつながるといわれています。
②専用の道具で角質を除去する
足用やすりの粗い面で、かかとの硬くなった角質を削りましょう。お風呂で削るのは処理がしやすいのですが、ふやけた状態のため削り過ぎてしまうこともあるため、こまめにチェックしながら進めてくださいね。
1度に全部取り切ろうとせず、一週間程度経過を見ながら削るようにすると削り過ぎが防げます。角質は足裏を保護しているので、一度に取り過ぎるのはNGで、皮膚が赤くなるまで削るのは避けましょう。
③保湿クリームを使う
削った後はさらに乾燥しやすい状態なので、少し重ためのテクスチャーの保湿剤を使用しましょう。
お風呂上りはもちろん、靴下を履く前や就寝前、乾燥が気になった時など、その都度クリームを使って乾燥を予防することが大切です。皮脂腺が少ない部位なので、外側からうるおいをたっぷりと与えることが大切です。毎日コツコツと保湿を続けていき、少しずつ柔らかなかかとを目指しましょう!
④ケア後は靴下で保湿をキープする
せっかくうるおっても裸足のままでいると乾燥の原因になるため、保湿した後は靴下を履いて潤いを逃がさないのがポイントです。シリコンなどの特殊なシートが入っているかかと用の靴下もおすすめです。かかとケア専用の靴下の中には、一般的な靴下のインナーとして着用できる薄型のものもあります。日中も夜も靴下で保護することで、クリームの保湿効果がしっかりと持続し、かかとを乾燥から守ることができるのです。
かかとをガサガサにしないための予防策
かかとのトラブルは、日頃のケアによって防ぐことができます。これまでにガサガサしたかかとが気になった経験がある方は特に、この方法をお試しくださいね。
ピーリング用品の特徴と選び方
ピーリング用品は、ピーリング液に一定時間足を浸すことでかかとケアができるアイテムです。使用後はおよそ一週間かけて少しずつ足の角質が剥がれ落ちていきます。浸す時間は製品によって異なり、短いものは30分、長いものでは120分のものもあります。日々のケアはクリームを使用し、2〜3か月に一度ピーリングを行うことで、乱れがちなターンオーバーをケアできます。ピーリングのしすぎで肌に余計な刺激を与えてしまったり、乾燥が悪化してしまったりというトラブルも少なくないため、月に1回程度の頻度にとどめながら上手に取り入れましょう。
かかと用靴下とは
かかと用靴下は、かかと部分の内側にメーカーオリジナルの特殊シートが採用されており、1枚1枚縫い付けられている靴下です。気になるかかとをケアするため、かかと部分の内側にかかとケア用のシートが貼られているケア用靴下で、寝る前に保湿クリームを塗ってから着用すると効果的です。かかとのケア専用の靴下には、一般的な靴下のインナーとして着用する薄型のものや、つま先が出ているタイプもあるため、靴下を履いて寝るのが苦手な方も使いやすいでしょう。履くだけで保湿をキープできるため、忙しい方でも続けやすいケアアイテムです。
入浴後のケアポイント
かかとケアを行うタイミングは、お風呂上がりがベストで、角層が水分を含んでやわらかくなったところで尿素入りクリームやワセリンを塗り、ラップで押さえて靴下をはくと良いでしょう。お風呂上がりなどの皮膚が柔らかく表面が乾いた状態で削るのが理想的ですが、濡れている状態でかかとを削ると角質が取れ過ぎてしまうこともあるので要注意です。
セラピストプラネットのかかとケア方法
セラピストプラネットでは、お客様一人ひとりのかかとの状態に合わせた丁寧なケアを行っています。当店ならではの特徴的な施術方法について、詳しくご紹介します。
回数を重ねて徐々に削る
当院の角質ケアでは、特殊な方法で足裏の皮膚を柔らかくしてから、丁寧に少しずつ古い角質を取り除いていきます。長年蓄積された角質を一度に削ろうとすると、かえって皮膚を傷つけてしまうおそれがあります。そのため、当院では焦らず時間をかけて施術をしていき、奥にある硬い角質を徐々に表面へと押し上げて削っていくため、肌に負担をかけずに根本からの改善を目指すことができます。
再発させないサポート・アドバイス
当院では角質そのもののケアはもちろん、ガサガサやひび割れが再び起こらないようにするためのお体全体の改善も目指しています。足裏やかかとへの繰り返される刺激が、角質トラブルを悪化させる大きな要因になっています。そのため、衝撃を和らげるインソールのご提案や、保湿クリーム・足を守る靴下の選び方など、日常生活で実践できるアドバイスもお伝えしています。かかとのケアは、お気軽に当院にお任せくださいね。
広島周辺でかかとケアにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、かかとがガサガサになる原因や基本的なケア方法、予防策などについて詳しくご紹介しました。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺でかかとケアにお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!