足の裏に角質ができる原因は?放置のリスクや改善方法をご紹介!

足の裏に角質ができる原因は、外部からの刺激やターンオーバーの乱れ、ホルモンバランスの変化などが考えられます。そのままにしておくと、いくつかのリスクがあるので注意してくださいね。この記事では、足の裏に角質ができる原因や放置するリスク、改善方法などについて詳しくご紹介します。

この記事の監修者:
巻き爪フットケア東千田町院 院長 文田 早織(ペディグラス認定メディカルトレーナー、同認定足爪補正士・鍼灸師)

ターンオーバーの乱れによるもの

肌は、古くなった細胞を自然に押し上げて剥がし、新しい細胞へと生まれ変わるターンオーバーという働きを持っています。ターンオーバーはおよそ28日周期で繰り返されるのですが、加齢や乾燥、体調の変化などによってリズムが乱れてしまうことがあります。特に足裏は、皮脂腺が少ないためにうるおいを保ちにくく、乾燥しやすい場所です。さらに年齢を重ねると肌の生まれ変わりのペースもゆっくりになるため、古い角質が溜まりやすくなります。こうして剥がれ落ちるはずの角質が蓄積され、足裏の皮膚が厚く硬くなっていってしまうのです。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化も、足裏に角質ができやすくなる一因です。女性は、妊娠や出産、加齢によって特にホルモンの分泌が変化しやすく、肌のうるおいや代謝に影響を与えることがあります。ホルモンのバランスが乱れると、肌のターンオーバーが正常に働かなくなり、古い角質が残りやすくなるのです。また、更年期を迎えると皮脂の分泌量も減少し、乾燥しやすい状態になります。このような変化が積み重なり、足裏が硬く、角質が厚くなってしまうことがあります。

足の裏の角質を放置するのは良くない?

角質があっても生活に支障がない場合は放置してしまうことがあるかもしれません。実際にそのままにして過ごしていませんか?実は、足の裏にたまった角質を放置すると、ニオイや痛みといったトラブルにつながることもあります。ここからは、角質を放っておくことで起こるリスクや注意点について詳しく解説します。

足のニオイが気になるようになる

足の裏には、汗を分泌する汗腺がたくさん集まっていて、その数は背中の何倍にもなるといわれています。気づかないうちに、足の裏からはたくさんの汗が出ているんですね。

この汗は、皮膚にすむ常在菌によって分解されるのですが、角質が厚く溜まっていると菌の温床になりやすく、分解の際に嫌なニオイが発生しやすくなってしまいます。さらに、足元は靴や靴下で蒸れやすく、通気性が悪い状態が続くと菌がどんどん繁殖してしまいます。とくに角質は菌のエサになるため、しっかりケアをしないとニオイの原因になります。清潔に保つだけでなく、余分な角質をこまめに取り除くことで、足のニオイ予防にもつながります。

ひび割れて痛みを感じるようになる

かかとなど足の裏にたまった角質をそのままにしておくと、だんだんと厚く硬くなっていきます。この硬くなった皮膚は、弾力がなくなり、やがて小さなひび割れができてしまうことがあります。初期段階では見た目だけの問題のようですが、乾燥が進んでいくとさらにひびが深くなり、皮膚が割れて出血してしまうこともあるのです。

歩くたびにピリピリとした痛みを感じたり、傷口に菌が入って炎症を起こしてしまったりするリスクもあります。冬場や乾燥しやすい季節には、こうしたひび割れが悪化しやすいため注意が必要です。ひび割れを防ぐためにも、角質ケアと保湿をしっかりと行いましょう。

足の裏の角質を改善する方法は?

ガサガサした足裏を、なめらかでキレイな状態に戻すにはどうしたらいいのでしょうか?角質ケアのコツをつかめば、習慣化させることで改善が目指せます。ここでは、保湿や専用アイテムの活用など、自宅でできるお手入れ方法をご紹介します。

クリームでしっかりと保湿を行う

足の裏の角質ケアのために大切なことは、保湿です。乾燥していると角質が厚くなりやすく、肌のターンオーバーも乱れがちになってしまいます。ガサガサした見た目だけでなく、先ほどご紹介したような、ひび割れや痛みの原因になることも。そんな時は、保湿力の高いクリームを使って丁寧にケアしましょう。お風呂あがりの清潔な状態で塗るのが理想ですが、乾燥を感じたときや、就寝前・靴下を履く前など、一日のうちに何度もこまめに塗ることが大切です。特に乾燥がひどい時は、化粧水を先になじませてからクリームを使うと浸透しやすくなります。コットンでのパックも効果的です。クリームを塗ったあとに靴下を履くと、保湿成分がしっかりとどまるため、よりしっとりと仕上がります。

リムーバーで除去する

角質が気になる場合は、リムーバーを使って取り除く方法もおすすめです。リムーバーには、やすりタイプや刃で削るタイプなどがあり、角質の状態に合わせて選ぶことが大切です。軽いガサガサならやすりタイプ、固くなった角質には刃タイプが適しています。

やすりはちょっと気になる時に簡単に使えるので、ひとつ持っておくと便利ですよ。ただし、使いすぎには注意が必要です。角質を削りすぎると皮膚がダメージを受けてしまい、防御反応でさらに角質が厚くなることもあります。

夢中になって削ってしまうかもしれませんが、一度にすべてを取ろうとせず、3週間から1ヶ月に一度のペースで少しずつ削っていきましょう。

当院で改善する

クリームを塗るだけではなかなか角質が改善されない場合があります。また、リムーバーで削りすぎるのがこわいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。このように、セルフケアでなかなか改善しない場合は、ぜひ当院にお任せください。

当院では、お一人おひとりの足の状態に合わせた施術で、改善だけでなく再発防止までサポートしています。角質の厚みやひび割れの程度を確認し、確実に改善させることが可能です。ご自宅では難しい部分も、私たちプロの手で安全にケアすることができます。当院の施術は、すぐに改善できるのが強みです。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

広島周辺で足の裏の角質にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、足の裏に角質ができる原因や放置するリスク、改善方法などについて詳しくご紹介しました。見た目に大きな変化がない分、放置してしまうことがあるかもしれません。しかし、放置することで足のニオイが気になったり、ひび割れによる痛みを感じたりすることがあるので、早めにケアを行いましょう。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で足の裏の角質にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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