魚の目ができる場所はどこ?できる原因や対処法などを解説!

魚の目は、皮膚への刺激や圧力によって作られてしまいます。魚の目ができる場所は、足の裏や指のふち、指の間などがありますが、いずれにしても魚の目の芯となる部分を完全に取り除かないと、再発してしまいます。そのため、フットケアの専門院で施術を受けることがおすすめです。この記事では、魚の目ができる原因やできる場所、対処法などについて詳しくご紹介します。
この記事の監修者:
巻き爪フットケア東千田町院 院長 文田 早織(ペディグラス認定メディカルトレーナー、同認定足爪補正士・鍼灸師)
もくじ
魚の目はなぜできる?
魚の目は、皮膚が繰り返し刺激を受けることで、自らを守るために角質を厚く硬くする防御反応によって形成されます。足に合わない靴や歩き方のクセが原因となって特定の場所に負担がかかると、芯のある固い魚の目ができ、痛みの原因になってしまうのです。まずは、魚の目ができる原因についてみていきましょう。
皮膚への刺激に対する防御反応
魚の目は、皮膚が繰り返し刺激を受けてできるトラブルです。足の裏や指の間など、圧迫や摩擦が起こりやすい場所にできやすい特徴があります。皮膚が「これ以上傷つかないように」と守ろうと角質を厚くしてしまうのが大きな原因です。この防御反応が、時間が経つことで硬い芯を持った魚の目となり、圧迫されるたびに痛みを感じるようになります。もともとは体を守ろうとするための反応ですが、放っておくと痛みが強くなったり、歩き方にまで影響することもあります。
特定の場所に圧力がかかっていると再発しやすい
魚の目は一度できても、原因となる圧力がかかり続ける限り何度も再発しやすい特徴があります。きつい靴をそのまま履き続けていたり、体重のかかり方に偏りがあったりするままだと、同じ場所に圧がかかり続けてしまうため、一度改善されても再び魚の目ができてしまいます。歩き方や姿勢、靴の選び方を見直すことが、魚の目予防の大切なポイントです。ヒールの高い靴や、足に合っていない靴を履いていると、知らないうちに足に負担がかかっていることもあるので、痛みを繰り返さないために、足に優しい環境を整えることが大切です。
魚の目ができる場所はどこ?
魚の目は、足の裏の出っ張った部分や指のふち、指の間など、歩くたびに圧力や摩擦が集中しやすい場所にできやすい特徴があります。場所によって痛みの出方も違うため、早めに負担を減らすことが、悪化や再発を防ぐためにとても大切です。では、魚の目ができる場所は具体的にどこなのか?詳しくご紹介します。
足の裏の突出しているところ
魚の目は、足の裏でも特に骨が出っ張っている場所にできやすいとされています。歩く時、わたしたちの体重は足の裏の一部に強く集中してかかります。指のつけ根やかかとのあたりは、歩行時に大きな負担がかかる代表的なポイントです。ここに繰り返し圧力がかかると、皮膚は表面を守るために角質を厚くしていき、やがて硬い芯を持った魚の目ができてしまうのです。先にもご紹介しているように、体重のかけ方にクセがあったり、硬い靴底の靴を長時間履いたりする機会が多い人は注意が必要です。魚の目ができると、歩くたびに痛みを感じるようになり、自然な歩き方ができなくなってしまうこともあります。
指のふち
足の指のふち、特に小指や親指の外側も、魚の目ができやすい場所です。細めの靴や硬い素材の靴を履いていると、歩くたびに指が圧迫され、ふちの部分に強い摩擦がかかってしまいます。これにより、魚の目ができやすくなります。最初は小さな違和感や、靴に当たる違和感から始まることが多いですが、気付いたときには芯ができてしまっていることがあります。小指は靴の中でも特に圧迫を受けやすいパーツなので、足に合った靴選びがとても大切です。少しでも圧迫を感じたら、靴を変えたり、クッション材を使ったりして、指に優しい環境を整えましょう。
指の間
魚の目は、足の指と指の間にもできることがあります。特に隣り合う指同士が押し合っている場所では、摩擦や圧迫が起きやすく、皮膚が刺激にさらされ続けるのです。指の間にできた魚の目は、歩くたびにズキッと刺すような痛みを感じることがあり、想像以上に日常生活に影響します。また、指の間は湿気がこもりやすい場所でもあるため、皮膚がふやけて魚の目が悪化してしまうことも。夏場や汗をかきやすい時期は、足指のケアをこまめに行うことが大切です。通気性の良い靴下を選んだり、足を清潔に保ったりして、指の間の環境を整えましょう。
魚の目ができた時の対処法は?
魚の目ができたときは、芯の部分までしっかり取り除くことが基本です。市販薬を使ったセルフケアや、症状が重い場合は専門院での施術も選択肢としてご検討ください。ここでは、魚の目ができた時にどうすれば良いのか?対処法についてご紹介します。
基本:芯の部分までしっかり取り除くことが大切
まず、魚の目の処理をする時に覚えていていただきたいのが、芯の部分までしっかり取り除かないと改善できないということです。魚の目の痛みの原因になっているのは、皮膚の奥深くにできた硬い芯です。この芯が残ったままだと、表面だけきれいにしてもまたすぐに再発してしまいます。無理に削り取ると皮膚を傷つけるおそれがあるため、少しずつ時間をかけてケアをしていきましょう。魚の目が浅いうちならセルフケアでも対応できますが、深い場合は専門家に相談するのも安心です。焦らず、数ヶ月かけて皮膚の再生を待ちながらケアを続けることで、跡を残さずにきれいに改善することができるでしょう。
市販薬を使う方法
市販されている魚の目用の薬を使って、自分でケアしていく方法もあります。ドラッグストアなどで販売されているスピール膏と呼ばれる絆創膏タイプや、液体タイプの薬剤が一般的です。これらの製品には、角質を柔らかくする作用のあるサリチル酸が含まれていて、魚の目の部分に貼ったり塗ったりすると、数日かけて角質層が白くふやけます。その後、やわらかくなった部分を少しずつ削り取っていく方法です。芯が深く根付いている場合は取り切れず再発してしまうこともあるため注意が必要です。また、薬剤を塗りすぎたり広範囲に使用すると、健康な皮膚まで傷めてしまうリスクがあるので、説明書をよく読んで使い方を守りながら丁寧にケアしましょう。軽度の魚の目におすすめの方法です。
フットケア専門の当院で除去する
魚の目が深く大きくなってしまった場合や、なかなか自分では改善できない場合は、フットケア専門院や病院での除去をおすすめします。皮膚科などの医療機関では、魚の目の状態に合わせたさまざまな施術を行っています。たとえば、液体窒素を使って患部を凍らせて壊死させる冷凍凝固療法や、大きな魚の目にはメスによる切除、場合によってはレーザーによる施術行われることもあります(レーザーは保険適用外となるため、費用面には注意が必要です)。
当院でも、魚の目除去の施術を行っています。
芯を綺麗に取り除くことを得意としており、再発防止のための対策もお任せください。
広島周辺で魚の目でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、魚の目ができる原因やできる場所、魚の目ができた時の対処法などについて詳しくご紹介しました。前述のとおり、魚の目は芯から取り除く必要があるので、なかなかセルフケアでは難しいかもしれません。そのため、魚の目の除去は、フットケア専門院のセラピストプラネットにお任せください。
当院では、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で魚の目にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!