小爪の原因は?正しい対処の手順や注意点・予防する方法を解説!

小爪は「爪ささくれ」と呼ばれ、爪の端が割れて裂けてしまった状態です。良く耳にする皮膚のささくれとは異なり、硬く引き抜こうとすると強い痛みを感じることがあります。また、間違った対処法で出血を起こし、爪周囲に炎症や化膿を引き起こすこともあります。
今回は、小爪の原因や注意点などについて解説していきます。また、予防法や対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者:
巻き爪フットケア東千田町院 院長 文田 早織(ペディグラス認定メディカルトレーナー、同認定足爪補正士・鍼灸師)

小爪とは?

参照元:小爪(爪ささくれ)ができる原因と改善方法|引き抜くと化膿する小爪は乾燥と栄養不足!?

小爪とは、爪の縁にある「爪ささくれ」のことを指します。通常、思い描くささくれは爪の根本などにできる皮膚のささくれではないでしょうか。「爪ささくれ」は皮膚のささくれとは異なり、爪の端が割れて剥がれているものです。そのため、皮膚のささくれよりも硬く、れっきとした爪のため引っ張っても抜けにくく、痛みが強いのが特徴です。無理に取ると出血したり、その部分から細菌が侵入し炎症や化膿などを引き起こす可能性があります。

小爪ができる原因は?

なぜ爪の端だけ剥がれてしまう小爪ができてしまうのでしょうか。その原因には、大きく分けて外的要因と内的要因の2つが考えられます。では、この2つの原因について詳しく解説していきます。

乾燥

乾燥は、外的要因に含まれ小爪ができる主な原因となります。外的要因にはぶつけたりなどの刺激を受けるものも含まれますが、乾燥は爪自体にダメージを与えてしまい、衝撃からも弱くなってしまうため小爪を引き起こす一番の原因と考えられます。
乾燥は、洗い物や入浴、手指衛生などから起こり、特に冬場では感じる方も多いでしょう。つい爪の保湿は見落としがちですが、手指の保湿と一緒に行うように意識してみましょう。

栄養不足などの生活習慣の乱れ

偏食や過度なダイエットによる栄養不足、運動不足、睡眠不足などの生活習慣の乱れは、爪にも影響を及ぼします。爪はケラチンというタンパク質を主成分に亜鉛や鉄分、ビタミンなどをもとに生成されており、健康を知るバロメーターのような役割も果たしています。
生活習慣に乱れが生じると、乾燥を助長させ、爪に行く栄養が滞るため爪が脆くなり小爪の原因となる可能性があります。

小爪ができた時の正しい対処の手順は?

小爪ができてしまった際は、引き抜かずに対処することが重要です。無理に引き抜いてしまうと、爪の生え際に炎症や化膿を引き起こす可能性があります。また、爪自体にも大きなダメージとなるため、引き抜かないようにしましょう。
では、小爪ができてしまったらどのように対処したら良いのでしょうか。ここでは、2つの対処方法をご紹介します。

小爪をカットする

小爪ができた際は、先端が細いハサミなどを使用してカットしましょう。引き抜かないことは重要ですが、反対に放置してしまうと引っ掛かり傷を負ってしまう可能性もあります。小爪を根本からカットすることで、引っ掛かる心配もなく、さらに割れるのを防ぐことができます。

爪の内側から保湿を行う

小爪ができてしまう原因の多くは乾燥にあるため、しっかりと保湿することが重要です。前述した小爪のカット後にも保湿をすることで、さらなるダメージを予防することができます。
保湿には、爪用のオイルなどを使用すると良いでしょう。爪用のオイルがない時には、ハンドクリームなどで手の保湿をした時、しっかりと爪や爪の際にも塗り込むようにしましょう。

小爪ができた時の注意点は?

小爪ができた時には、正しい対処方法を行うことが重要です。放置してしまったり、無理に引き抜こうとしたりすると、傷ができてしまい細菌が侵入する可能性があります。
ここで、小爪ができてしまった時の注意点を2つ詳しく解説していきます。

小爪を放置すると悪化する可能性がある

小爪を放置すると、割れていた部分がさらに裂けてしまったり、日常生活の中で引っかかってしまったりすることで悪化してしまう可能性があります。小爪は皮膚ではなく爪のため、根本が引っ張られると痛みを感じたり、さらに深いところまで割れてしまったりすることもあります。

無理に引き抜こうとするとダメージが大きくなる

小爪が気になり引き抜きたくなりますが、爪の深部や周辺の皮膚にまでダメージを与えてしまう可能性があるため、決して無理に引き抜いてはいけません。無理に引き抜いた結果、皮膚にまでダメージが及び、出血してしまう可能性があります。また、その部分から細菌などが侵入し、炎症や化膿といったトラブルを発生させてしまうこともあるのです。

小爪を予防する方法は?

小爪の対処方法をご紹介しましたが、小爪にならないよう予防する方法も合わせてご紹介します。予防と対処法を知ることで、さらなるダメージを防ぎ、健康的な爪を目指すことができます。
では、小爪を予防する方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

定期的にオイルで保湿を行う

保湿は、小爪を予防する基本です。炊事や水仕事などで水を触った後やアルコールなどで手指衛生をした後にオイルで保湿を行うと良いでしょう。クリームよりもオイルの方が保湿性が高く、爪の際から浸透しやすいためおすすめです。
また、作業後以外にも就寝時などにも習慣化して保湿するように心掛けるとより効果的です。

熱いお湯に触ることを避ける

熱いお湯は、乾燥を招く原因となります。冬場などで温水を使うと手が荒れるなどの経験をしたことのある人も多いでしょう。これは、皮膚の表面にある油分などの保湿成分がお湯の温度によって溶かされてしまうためです。爪も同様で、表面の保湿成分が取れてしまうため乾燥しやすくなってしまいます。
長時間のお湯の使用を避けたり、使用後や入浴後には入念に保湿をすることが重要です。

セラピストプラネットで爪のケアを受ける

小爪を予防するためにサロン等で定期的な爪のケアをすることをおすすめします。前述した2つの方法で爪のケアは行えますが、サロン等で行うことでより健康的な綺麗な爪にすることができます。
サロン等では、古い角質層や甘皮の除去をすることで保湿の浸透性を高めることが可能です。また、爪の状態を知った上で個人に合ったケアをしてくれるため、自身で行うよりも爪への負担が少なくなります。

広島周辺で小爪でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

小爪は、爪の縁などにできる「爪ささくれ」のことで、爪の根本などにできる皮膚のささくれとは異なります。爪の端が割れて裂けてしまい、ささくれのようになっていますが、れっきとした爪です。そのため、無理に引き抜こうとすると強い痛みを感じることがあります。また、周辺の皮膚にもダメージを与え、出血や炎症などのトラブルへ発展しかねません。小爪ができた時には、根元からカットするなど正しく対処するようにしましょう。
小爪の原因の多くは乾燥であり、ネイルオイル等でしっかり保湿していくことで予防や改善が期待できます。また、セルフケアでは難しいケアまで行えるネイルサロン等での自爪のケアも効果的です。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で小爪でお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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