巻き爪を予防するフットケアの方法は?症状がひどくなるとどうなるかも解説!

巻き爪を予防するためのフットケアとしておすすめなのが、清潔にすることや保湿、爪を整えることなどです。巻き爪はさまざまな原因が絡んで徐々に形成されていきますが、予防すれば発症を抑えることが可能です。この記事では、巻き爪の原因やフットケアの方法などについて詳しくご紹介します。
もくじ
巻き爪はどのように形成される?
巻き爪は、爪の両端が内側に巻き込んでいき、皮膚に食い込んでしまう状態のことです。足の親指に特に多くみられますが、原因はさまざま。間違った爪の切り方や、靴・靴下の圧迫、加齢による爪の変化、栄養バランスの乱れなどが関係していると考えられています。こうした複数の原因が重なることで、気づかないうちに巻き爪になってしまうことも少なくありません。まずは、巻き爪がどのように形成されてしまうのか、原因についてご紹介します。
靴や靴下による圧迫
巻き爪は、足の親指に起こることが多く、合わない靴やきつい靴下による圧迫が原因となります。特に先の細い靴やハイヒールを履いていませんか?このような形状の靴は長時間の着用で爪を押し込むような形になり、徐々に爪が巻き込まれてしまいます。また、足の形によっても圧迫が強まりやすく、扁平足や外反母趾、むくみなどがあると負担がかかりやすくなります。爪の変形や水虫(爪白癬)なども関係している場合があるため、爪の状態が気になる時は皮膚科で相談してみるのがおすすめです。
間違った爪の切り方
巻き爪の大きな原因のひとつが、深爪や角を切りすぎるなどの間違った爪の切り方です。爪の角を深く切ってしまうと、その部分が皮膚に食い込みやすくなり、痛みや炎症を引き起こすことがあります。ときには、鋭い爪の端が刺さって棘(とげ)のようになり、歩くたびにズキズキすることも。痛みを避けようとして体重のかけ方が偏ると、かえって巻き爪が悪化することもあります。爪は四角く、角を少し丸めるくらいに整えて、皮膚の外にしっかり出しておくことを意識して切ってみましょう。
加齢
年齢を重ねるにつれて、巻き爪になりやすくなる方もいます。中高年の女性は、加齢による爪の乾燥や硬化に加え、ヒールなどの靴の影響で爪が巻きやすくなる傾向があるので特に注意が必要です。また、ひざや腰などに痛みがあると、片方に体重をかけなくなることがあり、それが原因で爪に偏った圧がかかることも。さらに、体や肌の水分量が年齢とともに減ることも、爪の巻きを助長する原因とされています。
栄養バランスの乱れ
爪はケラチンというたんぱく質でできており、健康的な爪を育てるにはバランスの良い食事が欠かせません。たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルも大切な栄養素です。不規則な食生活が続いたり、栄養が偏ると、爪が弱くなり巻きやすくなることもあります。また、指先の血行が悪くなると、爪の成長に影響することも。食事だけでなく、保湿やマッサージなどで血流を促すことも、爪の健康維持に必要です。体の内側と外側から、ケアしていきましょう。
巻き爪がひどくなるとどうなる?
巻き爪は初期のうちなら違和感や軽い痛み程度で済むこともありますが、放っておくと症状がどんどん悪化することがあります。爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしたり、歩くたびに痛みが増したりと、思わぬトラブルへとつながってしまうことも。特に足の爪は靴の中で圧迫されやすいため、軽い異変でも早めに気づいてケアしていくことがとても大切です。
炎症や化膿を起こす
巻き爪が進行すると、爪のまわりに赤みや腫れが現れることがあります。これは爪囲炎(そういえん)と呼ばれる炎症で、爪が皮膚を刺激し続けることで起こります。さらに傷ついた部分から細菌が入ると、化膿して膿がたまることもあり、ズキズキとした強い痛みに悩まされることがあります。こうした状態になると、歩くこと自体がつらく感じてしまうこともあるため、早めに対処することが大切です。
陥入爪と引き起こし痛みが増す
巻き爪が悪化すると、陥入爪(かんにゅうそう)と呼ばれる状態になることがあります。これは、爪の端が深く皮膚に食い込んでしまい、まるで爪が刺さっているような強い痛みを伴う症状です。ちょっとした歩行や靴の圧迫でも痛みを感じるようになり、日常生活に支障が出てしまうことも。痛みをかばって歩いていると、歩き方が偏っていき、足や腰に余計な負担がかかることもあるので注意が必要です。
巻き爪を予防するフットケアの方法は?
巻き爪を防ぐためには、毎日のフットケアがとても大切です。フットケアは爪だけではなく、足全体に行うようにしましょう。例えば、清潔にすること、乾燥を防ぐこと、そして正しい爪の切り方を心がけることなど。この3つを意識するだけでも、巻き爪の予防につながります。自分の足をよく観察して、無理がかかっていないか、爪の形は整っているかをチェックしてみましょう。
足を清潔にする
巻き爪をはじめとした足のトラブルを防ぐには、何よりも清潔を保つことが大切です。毎日負荷がかかりやすい足は、知らないうちに汚れや古い角質がたまりやすくなっています。特に巻き爪があると、爪のまわりや下に汚れがたまりやすく、炎症や痛みの原因になることもあります。お風呂では足の指の間や爪のまわりまで丁寧に洗い、入念にお手入れをしましょう。やわらかいブラシや歯ブラシを使って、泡立てた石けんで週に数回ブラッシングするのもおすすめです。こすりすぎず、いたわるように洗うことがポイントです。
乾燥しないように保湿ケアを行う
足の爪やその周りの皮膚が乾燥していると、ささくれや割れ爪の原因になるだけでなく、爪が巻きやすくなることもあります。実は、爪には皮脂のバリアがないため、思っている以上に乾燥しやすいのです。お風呂上がりなど、皮膚が柔らかくなっているタイミングで、ハンドクリームや保湿剤を足全体になじませてあげましょう。かかとは特に乾燥しやすいので、しっかりケアを。一方で、指の間は湿気がこもりやすい場所なので、保湿剤の塗りすぎには注意が必要です。
爪の長さや形を整える
巻き爪を防ぐうえで、とても大切なのが、正しい爪の切り方です。爪を短く切りすぎたり、角を斜めに落としたりすると、爪が皮膚に食い込みやすくなり、巻き爪や陥入爪の原因になることがあります。逆に伸ばしすぎても、靴に当たって刺激を受けたり、爪が割れやすくなったりします。ちょうどいい長さは、指先とほぼ同じくらいだと覚えておきましょう。爪切りは刃がまっすぐなものを選び、爪の端から端まで、まっすぐにカットしましょう。切ったあとは、角を少し丸めるようにヤスリで整えると二枚爪を防ぐこともできます。
巻き爪のフットケアなら当院におまかせ!
巻き爪にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。当院は、広島県で巻き爪ケアをはじめとしたフットケア・ボディメンテナンスを行っております。丁寧なカウンセリングと豊富な知識を持つスタッフが、痛みの原因にしっかり向き合いながらケアを行います。当院のアンケートで、初回の施術で「痛みがやわらいだ」と感じた方は98%にものぼる結果が出るほど、ご好評をいただいております。一人で悩まず、些細なことでもお気軽にご相談くださいね。
広島周辺で巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、巻き爪になる原因や予防する方法などについて詳しくご紹介しました。普段から負担がかかりやすい足は巻き爪になるリスクが高く、丁寧にお手入れすることが重要になります。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
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