爪を切るタイミングは?正しい爪の切り方や注意点をご紹介!

爪を切るタイミングは、手と足によって異なります。長すぎても短すぎても良くないので、安全な長さを維持することが大切です。この記事では、爪を切るタイミングや正しい爪の切り方、注意点などについて詳しくご紹介します。
もくじ
爪はどれくらい伸びる?
爪は毎日少しずつ伸びていますが、手と足では成長のスピードが異なります。
手の爪は比較的早く、1週間におよそ1mm弱、1ヶ月で約3mmほど伸びるといわれています。これに対して足の爪はもう少しゆっくりと伸び、1週間で約0.5mm、1ヶ月で約2mm程度成長するのが一般的です。
爪が伸びると、見た目の印象が変わるだけでなく、生活にも影響を与えることも。長く伸びたまま放置すると、ものに引っかかったり、割れたりするリスクが高まります。足の爪の場合は、爪が変形して巻き爪や陥入爪になることもあるため、定期的に爪を整えることが大切です。
爪を切るタイミングの目安は?
爪は少しずつ伸びているため、ある程度のタイミングでカットしましょう。
手の爪と足の爪では伸びるスピードが異なるため、それぞれに合ったタイミングでお手入れをするのが理想的です。ここでは、手足の爪を切るおすすめの頻度について詳しく解説していきます。足の爪、手の爪、それぞれのタイミングをチェックしてみてくださいね。
足の爪:二週間に1回
足の爪は手の爪に比べて伸びるスピードが遅いため、2週間に1回を目安にカットすると良いでしょう。足の爪は普段靴の中に隠れているため、ついお手入れを忘れることがあるかもしれませんが、長く伸びると巻き爪や陥入爪の原因になることがあります。
巻き爪は爪が皮膚に食い込んでしまう状態で、放置すると痛みを伴い、歩くのがつらくなることもあります。また、爪が長いと靴の中で圧迫され、爪が割れたり変形したりすることもあるため、定期的にケアすることが大切です。爪を切る際は、深爪にならないように注意しながら、角を丸めずにまっすぐに切りましょう。
手の爪:一週間に1回
手の爪は足の爪よりも成長が早いため、1週間に1回のペースで切るのが理想的です。
指先をよく使う仕事や家事をする人は、爪が伸びすぎると割れやすくなったり、何かに引っかかってケガをすることもあるため、こまめなお手入れが必要です。
また、爪の長さだけでなく、形を整えることも意識しましょう。爪の先がギザギザしていると、衣類や髪の毛に引っかかる原因になります。爪切りを使った後にやすりで軽く整えると、滑らかな仕上がりになり、快適に過ごせます。
正しい爪の切り方
爪を切るときは、負担をかけずに丁寧に行うことが大切です。間違った切り方をすると、爪が割れたり、二枚爪になったり、巻き爪のリスクを高めたりすることもあります。特に深爪や急に力を入れてパチンと切るのは避けましょう。
正しい爪の切り方のポイントは、中央から少しずつ切ること、爪の形を整えながら仕上げること、最後にヤスリをかけてなめらかにすることの3つです。これらを意識するだけで、美しい爪をキープできます。
用意するもの
基本的には「爪切りとヤスリの2つがあれば十分ですが、爪の状態によって使い分けるとより負担を減らせます。
まず、爪切りにはカーブ刃タイプと直線刃タイプのものがあります。カーブ刃は爪の形に沿って切りやすく、直線刃は巻き爪予防に適しています。使いやすい方を選びましょう。爪が厚い方や割れやすい方は、爪にかかる衝撃を抑えるためにニッパー型爪切りを使うのもおすすめです。
また、爪を切った後の仕上げにはヤスリがあると便利です。爪の先がギザギザのままだと、衣類や髪の毛に引っかかりやすくなるため、ヤスリでなめらかに整えておくと安心です。
次に、爪を切る正しい方法について具体的に解説していきます。
①中央部分から少しずつ切る
爪を切るときは、いきなり端から切るのではなく、まず中央から切り始めるのがポイントです。中央部分を左右対称になるように少しずつカットしていきましょう。一気に深く切ろうとすると、爪に負担がかかり、割れやすくなるため注意が必要です。
また、爪を短くしすぎると指先を守る役割が弱まり、刺激に敏感になってしまいます。特に足の爪は深爪にすると巻き爪を引き起こす原因になることもあるため、白い部分を少し残す程度に切りましょう。
爪切りは、カーブ刃のものを使うと自然な形に整えやすくなります。爪に負担をかけないためにも、丁寧に切り進めることを意識しましょう。
②丸みを持たせるように切る
中央を切ったら、次は端の方に向かってカットしていきます。ここでのポイントは、爪の形に合わせて丸みを持たせるようにすることです。直線的にバツンと切ってしまうと、爪の角が引っかかりやすくなったり、手足の動作による摩擦で欠けやすくなったりするため注意が必要です。
足の爪を切る場合は深く切り込みすぎずに角を少し残すように切ることで、巻き爪や陥入爪のリスクを軽減できます。
③ヤスリがけでなめらかにする
爪を切った後に仕上げとして行いたいのが、ヤスリがけです。爪を切ると、切り口がギザギザになってしまうため、ヤスリで整えることで爪先がなめらかになり、綺麗な爪をキープしやすくなります。
ヤスリをかけるときは、力を入れすぎずに優しく先の部分を削るようにしましょう。ゴシゴシと往復させると爪に負担がかかるため、一方向に滑らせるようにするとキレイに整います。
爪を切る時の注意点は?
爪を清潔に整えるために定期的にカットすることは大切ですが、切り方を間違えると爪や皮膚にダメージを与えてしまうことがあります。注意点を踏まえて、綺麗で安全な爪を目指しましょう。ここからは、爪を切る時の注意点をご紹介します。
深爪にしない
爪を短くしすぎると深爪になり、指先の皮膚を痛める原因になります。特に爪の根元にあるピンク色の部分(爪床)は、神経が集中しているデリケートな部分です。深爪をするとこの部分が剥き出しになり、刺激に敏感になって痛みが出やすくなります。
また、深爪の状態では皮膚が露出しているため、細菌が入りやすく、炎症を起こしたり、感染症のリスクが高まることもあります。さらに、爪の形が変わってしまい、巻き爪や陥入爪を引き起こすこともあるので注意が必要です。
皮膚を傷つけないように切る
爪を切るときは、周りの皮膚を傷つけないように注意しましょう。特に足の爪を切る際は、爪切りの刃が皮膚に当たらないようにしましょう。誤って皮膚を傷つけると、小さな傷でも炎症を起こしやすく、痛みや腫れの原因になることがあります。
お風呂上がりに爪を切るのはOK?
お風呂上がりは爪が柔らかくなっているため、爪を切りやすく感じるかもしれません。切ること自体はNGではありませんが、注意は必要です。
爪は水分を含むと膨張し、一時的に柔らかくなります。この状態で爪を切ると、切る時の力が均等にかからず、思わぬ方向に割れたり、二枚爪になったりすることがあります。
爪を切るのに適したタイミングは、入浴後すぐではなく、爪が自然に乾いて通常の硬さに戻ってから。手足をしっかり拭いてしばらく経ってから切るようにすると、きれいに整えることができます。
広島周辺で爪切りでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、爪が伸びるスピードや正しい爪の切り方、注意点などについて詳しくご紹介しました。爪は外部からの影響で傷がついたり割れたりすることがあるので、定期的にケアをして守ってあげましょう。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
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