足の爪が柔らかい原因は?リスクや強く育てる方法をご紹介!

足の爪がふにゃふにゃと柔らかい状態になると違和感や不快感を覚えることがありますよね。お風呂に入った後や、ネイルをオフした後などに爪が柔らかくなっているのが気になった経験がある方は多いでしょう。足の爪が柔らかくなることにはいくつかの原因が考えられます。この記事では、爪が柔らかくなる原因や、強く育てる方法などについて詳しくご紹介します。
もくじ
足の爪が柔らかいのはなぜ?
爪は健康状態や生活習慣の影響を受けやすい部分です。
足の爪が柔らかくなるのは、乾燥や摩擦、栄養不足など、さまざまな原因が関係していると考えられています。まずは足の爪が柔らかくなってしまう主な原因についてご紹介します。
爪が乾燥している
爪はケラチンと呼ばれるタンパク質でできています。髪の毛や肌と同じように、爪も乾燥するとダメージを受けやすくなり、柔らかくなってしまうことがあります。
冬場や乾燥しやすい環境では特に、爪の水分が失われやすく、もろくなりやすいのです。また、頻繁な手洗いや消毒なども乾燥を加速させる原因になります。
爪を健康に保つためには、こまめな保湿が大切です。爪専用のオイルやクリームを使って爪の根元をマッサージするように塗り込むと、生え変わりを促すことにもつながります。さらに、補強効果のあるマニキュアを活用するのもおすすめです。
爪を磨きすぎている
爪をピカピカに磨くのが好きな方も多いですが、実は爪を磨きすぎると、表面が薄くなり、柔らかくなってしまうことがあります。
爪の表面は何層にもなっていて、ちょうどいい厚みを持つことで外部からの刺激から守られています。しかし、過度な研磨を繰り返すことで、保護機能が低下し、割れやすくなったり、弾力を失ってしまうこともあります。
爪を磨くときは、やさしく表面を整える程度にとどめましょう。
また、頻繁に磨くのではなく、月に1~2回程度のケアに抑えることで、磨きすぎていない健康な爪を維持しやすくなります。
ジェルネイルを長期間行っている
ジェルネイルは見た目が美しく、持ちが良いため幅広い世代から人気ですが、オフの期間をつくらずに頻繁に付け替えを繰り返すことで爪が薄くなり、柔らかくなってしまうことがあります。
ジェルネイルの持ちを良くするためには、「サンディング」と呼ばれる爪の表面を削る作業が行われます。サロンでジェルネイルをしたときにネイリストさんがこの作業をしているのを見たことがある方も多いでしょう。
この作業を繰り返すと徐々に爪が薄くなり、柔らかくなってしまうのです。
改善策としては、ネイルをオフしたら一定期間は爪を休ませることです。
自爪をケアしたり、どうしてもイベントなどでネイルをしたい場合はサンディングを必要としないパラジェルなどのジェルネイルを活用したりするのもおすすめです。
除光液やリムーバーを頻繁に使っている
マニキュアやジェルネイルを落とす際に使用する除光液やリムーバーには、「アセトン」という成分が含まれています。このアセトンは、ネイルを落とすために強い溶解力を持っていますが、同時に爪の水分や油分も奪ってしまうため、爪が乾燥して柔らかくなる原因になります。
除光液やリムーバーを使った後に爪が白っぽくなることがありますが、これは乾燥しているサインです。爪が柔らかくなるのを防ぐためには、使用頻度を減らしたり、アセトンフリーのリムーバーを選んだりするのもおすすめです。
食事の栄養のバランスが偏っている
体の健康と同じように、爪の健康にも栄養バランスが関わっています。
爪の主成分であるケラチンを作るためには、タンパク質の摂取が不可欠です。
食事が偏ると爪が栄養不足になり、もろくなったり柔らかくなってしまうことがあります。
ついつい栄養の偏った食事をしている方は、ぜひ以下の食材を摂り入れてみてください。
- タンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)
- ビタミンB群(ナッツ類・玄米・レバー)
- 亜鉛(牡蠣・ごま・ナッツ類)
バランスよく栄養を取り入れることを意識して、内側からもしっかりケアしていきましょう。
足の爪が柔らかい場合のリスクは?
足の爪が柔らかいとさまざまなトラブルが起こりやすくなります。なかでも爪が割れやすくなったり、二枚爪になってしまうことがよくあります。ここでは、足の爪が柔らかいことで起こる可能性のあるリスクについて詳しくご紹介します。
爪が割れやすくなる
柔らかい爪は弾力があまりないため、ちょっとした衝撃でも割れてしまいやすくなります。靴の中で爪先に圧力がかかることが多いと、爪が欠けたり、深く割れてしまったりすることも。
爪が割れてしまうと、痛みを伴うだけでなく、傷口から細菌が入り込む可能性もあります。
予防策としては、爪の保湿をしっかり行い、先にご紹介した食材を意識的に摂取することが大切です。
爪が2枚に分かれる
爪が柔らかいと、爪先が二枚に分かれる二枚爪になりやすくなります。爪の層が乾燥や摩擦によって剥がれやすくなってしまうからです。
靴の中で爪が押し付けられることで摩擦が生じ、二枚爪を引き起こすことが多くなります。放置すると、爪がどんどん薄くなり、さらにダメージを受けやすくなってしまいます。
二枚爪を防ぐためには、爪の乾燥を防ぐことが大切です。ネイルオイルやハンドクリームで保湿を心がけるとともに、無理に剥がさずに、やすりで整えるようにしましょう。
柔らかい足の爪を強く育てる方法は?
爪が柔らかくてお悩みでも、セルフケアである程度は改善させることが可能です。方法としては、柔らかくなる原因となる乾燥を防ぐこと、爪に衝撃を与えないこと、爪の健康に必要な鉄分を摂取することなどです。ここでは、足の爪を強く育てる方法についてご紹介します。
乾燥を避けて保湿をこまめに行う
爪の乾燥は、爪が弱くなる大きな原因のひとつです。
足の爪は、靴の中で湿気がこもったり、逆に乾燥しすぎたりすることがあり、実は手指の爪よりもケアが必要です。保湿用のオイルやクリームを使って毎日ケアすることで、爪の強度を維持することができます。
また、爪の保湿には、お風呂上がりや寝る前のケアが特におすすめです。水分を含んだ状態で保湿することで、より浸透しやすくなり、乾燥によるダメージを防ぎます。
爪に衝撃がかからないようにする
歩くときや靴を履いているときに足の爪に強い衝撃が加わると、爪が割れたり、弱くなったりする原因になります。サイズの合わない靴や、硬い素材の靴を履いていると、爪が圧迫されてダメージを受けやすくなるのです。
つま先に余裕がある靴を選んだり、クッション性の高いインソールを活用したりすることで、爪への負担を軽減できます。また、爪をちょうどいい長さに整えて爪先が靴に当たらないようにするのも大切なポイントです。
鉄分を意識的に摂取する
爪の健康を維持するには、鉄分の摂取が必要です。鉄分が不足すると血行が悪くなり、爪に十分な栄養が届かなくなってしまいます。レバーや赤身の肉、ほうれん草、貝類など、鉄分を豊富に含む食品を積極的に摂取して、健康な爪を育てましょう。自炊して摂取するのがベストですが、忙しくて外食やデリバリーを頼る場合は、これらの食材を使った料理を選ぶのがおすすめです。
広島周辺で足の爪でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、足の爪が柔らかくなる原因や、強い爪を育てる方法などについて詳しくご紹介しました。爪への負担がかかることで、徐々に爪が柔らかくなっていきます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
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