巻き爪まわりが腫れる原因は?自分で改善する方法や予防方法を解説!

巻き爪をそのままにしているとまわりが赤く腫れることがあります。痛みを伴えば、夜眠れなくなるなんてことも。病院などで診てもらうことが一番おすすめですが、忙しくてなかなか来院できないという方は、自分で改善する方法を知るのもひとつの手です。この記事では、巻き爪まわりが腫れる原因や改善方法、予防方法などについて詳しく解説します。

巻き爪まわりが腫れる原因は?

巻き爪まわりが腫れる原因はさまざまですが、基本的には足や指に負担がかかっていることが大きな原因です。まずは、巻き爪まわりが腫れる原因について3つご紹介します。
改善せずに放っておいた
巻き爪は、軽い症状だと思って放っておくと、どんどん悪化してしまうことがあります。
爪が皮膚に食い込んだままの状態が続くと、その部分が炎症を起こして赤く腫れてしまうことも。さらに、細菌が入ると膿が出て、激しい痛みで歩くのもつらくなることがあります。
改善せずに放っておくことは非常に危険です。巻き爪の症状が出たら、なるべく早めに対処しましょう。

靴が小さすぎた

巻き爪の原因のひとつに、サイズの合わない靴を履いていることが考えられます。サイズが合わないというのは、特に小さすぎる靴を履いたときです。つま先が圧迫されて爪が変形し、巻き爪になりやすくなります。足に合わない靴を履き続けると、爪が皮膚に食い込みやすくなり、炎症や腫れの原因になることも。靴のデザインやファッション性を優先してしまい、少しきつめの靴を選んでしまうこともありますが、足の健康を考えるなら、指先に余裕があり、自分の足のサイズにフィットする靴を選ぶのがおすすめです。また、新しい靴を買うときは、長時間歩いても快適なものを選ぶことで、巻き爪の予防につながります。

急な体重増加

急に体重が増えると足にかかる負担が増すため、巻き爪のリスクが高くなります。
体重が増えることで歩き方が変わったり、爪に余計な力がかかったりしてしまうことが原因のひとつです。また、体重が増加すると足がむくみやすくなるため、靴がきつく感じることもあり、上記でご紹介したような靴のサイズが原因として関連してくることもあります。

妊娠や短期間での急激な体重増加を経験した人は、巻き爪になりやすい傾向があるといわれています。爪への負担を減らすためにも、運動や食事を心がけて急激な体重増加を避けましょう。

巻き爪によって腫れてしまうとどんな症状が現れる?

巻き爪まわりが腫れると、それ以外にもいくつかの症状が現れることがあります。痛みが強くなったり、歩けなくなるくらいの激痛で日常生活に影響したりすることも。ここからは、巻き爪によって腫れてしまったときに現れる症状についてご紹介します。

膿が出る

巻き爪が悪化すると爪が食い込んだ部分に細菌が入り込んで炎症がひどくなることがあります。その結果、傷口から膿が出てしまうことも。

最初は赤みや軽い腫れだけだったとしても、細菌感染が進むと痛みが強くなり、膿がたまることでさらに腫れがひどくなることがあります。膿が出るほどの状態になると、自然な改善を待つのは難しくなり、病院などで処置を受ける必要があります。放置してしまうと感染が広がる恐れもあるため、腫れや痛みが続いたり膿が出てしまったりした場合は、早めに処置を受けるようにしましょう。

痛みがさらに強くなる

巻き爪が進行すると、爪がより深く皮膚に食い込んでしまい、痛みがどんどん強くなります。最初は歩くときに少し痛みを感じる程度だったとしても、炎症が悪化すると、じっとしていてもズキズキとした痛みを感じるようになることがあります。また、靴や靴下を履くだけで圧迫されて痛みが増したり、爪の周りが腫れて熱を持ったりすることも。さらに悪化して爪の周りが化膿してしまうと触れるだけで激痛が走ることもあり、何をしてても気になってしまいます。

歩けなくなることも

巻き爪が悪化すると、痛みがひどくなり、最終的には歩くことも難しくなることがあります。腫れがひどくなったり、膿がたまったりすると、足を床につくだけで強い痛みを感じ、普通に歩くのが困難になることもあります。無理に歩こうとすると、爪がさらに食い込み、悪循環に陥ってしまうことも。

こうなってしまうと、仕事や普段の生活にも支障をきたし、長期間の治療が必要になる場合もあります。もし歩くのがつらいほど痛みがある場合は、自己処理をせずにできるだけ早く病院などに相談してくださいね。

腫れた巻き爪を自分で改善する方法は?

巻き爪まわりが腫れてしまった場合に自分でできるセルフケアがあります。

まず、爪の食い込みを軽減するために、皮膚を丁寧に押し下げてみましょう。
痛みが強い場合は無理やり行わずに病院などに相談することがおすすめです。

市販のコットンを細長く裂き、軽く丸めたものを爪と皮膚の隙間に挟みます。これにより、爪が直接皮膚に食い込むのを防ぎ、痛みの軽減につながります。
コットンを厚くしすぎると逆に圧迫してしまうため、細めに整えるようにしましょう。

爪の周囲を清潔に保って、患部に負担をかけないようにすることも大切です。
痛みが強い場合や症状が悪化している場合は、無理に自己処理をせずに皮膚科などの医療機関に相談しましょう。

巻き爪が腫れないように予防する方法は?

ご紹介したように、巻き爪まわりが腫れてしまうと痛みや違和感によって歩くのもつらくなってしまいます。そんなトラブルを避けるためには、ケアをして予防することが大切です。特に、皮膚に傷をつけないように気をつけることや、爪や足に余計な圧力をかけないことがポイントです。ここでは、腫れないようにするための具体的な予防策についてご紹介します。

皮膚のキズや感染を防ぐ

巻き爪が悪化して腫れてしまう原因のひとつは、爪が皮膚に食い込み、そこから傷ができてしまうことです。その傷に細菌が入ると、炎症が起きたり膿がたまったりすることがあります。
この状態を防ぐためには、爪をちょうどいい長さで切ることです。
深爪をすると、爪が皮膚に埋まりやすくなるため、爪の先端を少し残してまっすぐ切るようにしましょう。また、足の指の間や爪の周りを清潔に保つことも大切です。
お風呂でしっかりと洗って汗をかいた後はすぐに靴下を履き替えることで、細菌の繁殖を防げます。

圧迫を避ける

足の指や爪に余計な圧力がかかると、巻き爪が悪化しやすくなります。サイズの合わない靴を履いていると、つま先が圧迫されて爪が変形し、巻き爪になりやすくなることをご紹介しました。

また、歩き方のクセによっても爪に負担がかかることがあるため、足の裏全体をバランスよく使うことを意識すると良いでしょう。普段から足にかかる負担を減らすことで、巻き爪の予防につながります。

巻き爪が腫れたときはオロナインがおすすめ?

腫れたときにオロナインを塗れば改善すると考える人も多いかもしれません。しかし、オロナイン軟膏は殺菌作用はありますが、すでに化膿してしまった部分の炎症を抑える効果は期待できません。オロナインは、軽い傷や炎症を防ぐためのものであり、膿がたまっている状態では根本的な治療にはなりません。

もし巻き爪が軽い腫れ程度であれば、患部を清潔にしながら様子を見るのも良いですが、痛みがひどい場合や膿が出ている場合は、自己判断せずに病院などに相談するようにしましょう。

広島周辺で足の巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、巻き爪まわりが腫れる原因や改善方法、予防方法などについて詳しくご紹介しました。巻き爪が悪化すると日常生活に影響を及ぼすことがあるため、巻き爪にならないように予防することも大切ですが、巻き爪になってしまったときに早めに対処することも非常に重要です。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で足の巻き爪でお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!

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