巻き爪の原因は?発症しないためにできる予防方法をご紹介!
巻き爪は爪が内側に巻いてしまっている状態であり、放置すると皮膚を傷つけてしまったり、傷の部分から感染を引き起こしてしまったりすることがあります。痛みがない場合も多く、巻き爪であることに気づかない人も少なくありません。巻き爪が徐々に悪化して、突然痛みを感じることもあります。
では、なぜ巻き爪になってしまうのでしょうか。今回は、巻き爪になってしまう原因を詳しく解説します。また、巻き爪にならないための予防方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
巻き爪の定義と特徴
巻き爪とは、爪の縁が内側に向かって湾曲している爪の変形のことです。軽度の場合は巻き爪であることに気付かないこともあり、日常生活において何の問題もないことがほとんどです。しかし、悪化すると痛みを感じたり、皮膚に傷を作ってしまい炎症や感染を引き起こす可能性があります。この爪が皮膚に食い込んで炎症をきたしてる状態のことを陥入爪(かんにゅうそう)と呼びます。巻き爪と陥入爪は類似している点も多く、併発しているケースも少なくありません。
巻き爪を引き起こす原因はさまざまありますが、日常生活の些細なことが原因となっていることも多くあります。
では、巻き爪と陥入爪の違いについて、巻き爪が与える影響について下記で詳しく解説します。
巻き爪と陥入爪の違い
巻き爪とよく似た爪から起こるの症状に、陥入爪(かんにゅうそう)というものがあります。陥入爪は爪が皮膚に食い込み、皮膚に傷ができて炎症などを引き起こしている状態です。巻き爪から陥入爪になるケースや巻き爪と陥入爪を併発しているケースも多くあります。
また、巻き爪は巻いている爪が皮膚に食い込みやすいため、陥入爪を引き起こすリスクにもなります。
巻き爪が引き起こす日常生活への影響
特に痛みを伴わない場合では日常生活に影響することはほとんどないでしょう。しかし、巻き爪による痛みを軽減しようとしたり、無意識に爪を庇うような行動は徐々に日常生活に影響を及ぼす可能性があります。
巻き爪で多く見られるのは足の親指です。実は足の爪は、バランスを取ったり、上手く筋肉を使用したりすることに重要な役割を担っています。そのバランスが乱れることで転倒のリスクや他の部位への負荷が増し、思わぬトラブルへと発展する可能性があります。
巻き爪の原因は?
巻き爪の原因には主に爪への圧迫や爪のケアなどが深く関与しています。また、爪は年齢とともに保水力が低下し、乾燥することで肥厚しやすくなったり、変形しやすくなったりします。加齢による変化も巻き爪を引き起こす要因となるでしょう。
では、巻き爪の原因について下記で詳しく解説していきます。
間違った爪の切り方
爪の切り方は爪のトラブルに大きく関わっています。特に爪の切りすぎによる「深爪」は、巻き爪を引き起こしやすくなる原因です。深爪をすることで、爪が皮膚に埋もれてしまい、皮膚からの圧力で爪が変形していきます。さらに立ったり、歩いたりすることで、より爪は皮膚からの圧を受け、巻き爪を進行させてしまう可能性があります。
間違った靴の選び方
サイズの合わない靴やクッション性のない靴、先端が細い靴などは、爪へ負担をかけてしまうため、巻き爪を引き起こす原因となる可能性があります。足は、意外にも多くの衝撃を吸収しています。そのためクッション性がない靴は、その衝撃を軽減することなく足へ伝えてしまうため、足への負担が大きくなってしまいます。
こういった足への負担が爪にも影響し、巻き爪の原因を作ってしまうのです。
疾患や加齢の影響
年齢とともに体は保水力を失い、乾燥しやすくなります。これは爪においても同様で、爪の乾燥は爪の柔軟性を低下させるため、爪のアーチが強くなったり、爪自体が硬くなったりします。こういった変化は、巻き爪を起こしやすくする要因にもなり得ます。
また、糖尿病や自己免疫疾患などの中には、症状として爪の変形やその他の合併症を伴うものもあります。
巻き爪を予防するためにできること
巻き爪は日常生活からの影響を受けやすい分、自分でも予防や対策を講じることが可能です。予防方法の中でも重要となるのが、正しい爪の切り方です。誤った爪の切り方は巻き爪を誘発するだけでなく、その他の爪のトラブルにも発展しやすくなります。爪の切り方と同等に重要となるのが靴の選択です。特に歩く機会が多い人や靴を履いて過ごす時間が長い人は、足に合った靴の選択が爪のトラブルの予防や改善に大きくつながります。
では、巻き爪を予防するためにできることについて爪の切り方や靴の選択方法も含めて、下記で詳しく解説します。
正しい爪の切り方を学ぶ
巻き爪の予防や改善として、爪の切り方は予後を左右します。既に巻き爪になっている人は、爪切り用のニッパーを使用すると巻いている爪にも対応ができます。
まず、爪の両端は丸く落とさないようにしましょう。角が気になる場合には、やすりなどで軽く角を落とすようにすると良いです。また、深爪にならないよう白い部分は1mm程度残すように、爪の先端が真っ直ぐなるように切ります。
爪が固くなっている人は、爪切りの前に足浴などで柔らかくすると切りやすくなります。また、爪切り後には保湿を心がけましょう。
足に合った靴の選び方を知る
自分の足の幅や正確な大きさを知ることで、足にピッタリの靴を選択することができます。靴によっては足の幅の作りが違うことから、同じサイズでもキツく感じたり、緩く感じたりする場合があります。靴の購入には試着やそのメーカーの特徴を知ると足に合った靴を選ぶことができるでしょう。
フットケアの施術を受ける
フットケア専門のサロンなどで施術を受けることもおすすめです。自分ではなかなか足にかかっている負担を知るのが難しかったり、どのようなケアが必要なのか分からなかったりする場合には、専門スタッフによる施術でケアすると良いでしょう。フットケアは、爪のトラブルを予防するだけでなく、リラックス効果も期待できます。
広島周辺で巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
巻き爪は爪が内側に巻いてしまっている状態であり、悪化すると陥入爪となる可能性もあります。陥入爪は、爪が皮膚に食い込み炎症や出血を引き起こしている状態のことであり、巻き爪と併発していることも多くあります。
巻き爪は、予防や改善において爪の切り方が重要です。自分ではうまく切れないやどのようなケアをしたら良いのか分からない場合には、フットケアサロンでの施術もおすすめです。専門的なケアを受けることで、爪のトラブルの予防や改善だけでなく、リラックス効果も期待できます。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺で巻き爪にお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!