タコの改善方法は?原因や自分でケアするリスクを解説!
足の裏に硬い部分ができて、靴を履くと違和感がある…そんな経験はありませんか?その症状は、タコの可能性があります。
タコは、繰り返される圧迫や摩擦によって皮膚が硬く厚くなる症状です。
痛みがほとんどないため、そのうち気にならなくなるだろうと放置してしまいがちですが、正しくケアをしないと症状が悪化したり、歩行に支障をきたしたりしてストレスへと発展することもあるでしょう。また、自己流での対処はかえって症状を悪化させるリスクもあるため、セルフケアはできるだけ避けてください。
この記事では、タコの特徴や改善方法、予防方法などについて詳しくご紹介します。
もくじ
タコの特徴
タコ(胼胝)は、足裏や指など皮膚の一部が硬く盛り上がった状態です。繰り返される圧迫や摩擦から体を守ろうとする防御反応として起こります。痛みが少ないためそのままにしてしまうかもしれませんが、悪化すると歩きにくくなることも。まずは、タコができやすい部位や、タコでよくある症状についてご紹介します。
タコができやすい部位
タコは、体重がかかりやすい場所や摩擦を受けやすい部位にできます。足の裏では体重がかかる部分、特に中足骨の骨頭付近に多く見られます。具体的には、親指の付け根や小指の外側、かかとの縁などがよくみられる部位です。
また、足以外にも、座る習慣による「座りだこ」やペンを持つことによる「ペンだこ」など、圧力がかかりやすい部分に生じることがあります。特にペンだこになった経験がある方は多いのではないでしょうか?
足の形に変形がある方や、合わない靴を履き続けている方は、特定の部位に負担が集中してタコができやすい傾向にあります。
タコでよくある症状
タコは皮膚が少し黄色味を帯び、厚く硬くなり盛り上がってきます。ほとんど痛みがなく、角質が厚くなるため感覚が鈍くなっていることもあります。皮膚が黄色っぽく変色し、表面がザラザラした感触になったり、慢性化すると表面が乾燥して白くなり、周囲の皮膚より盛り上がって見えたりする場合もあります。ただし、タコの下に骨の突起がある場合は痛みを伴うため、骨の変形がある方は痛みを訴える場合が多いです。痛みが強い場合は、魚の目に進行している可能性もあるため注意が必要です。
タコの改善方法は?
タコができてしまったら、適切な方法で改善することが大切です。放置すると症状が悪化する可能性がありますが、自己流のケアでもリスクが伴います。当院では安全で効果的な施術を行っていますので、気になる症状がある方はぜひご相談くださいね。
タコを放置するリスク
タコを放置するとどんどん硬くなってきます。あまりに硬くなると痛みを伴う場合があります。特に怖いのは深いひび割れを生じることで、足の裏など常に荷重がかかる部位では一度深いひび割れを生じるとなかなか塞がらなくなり、そのうちに細菌感染を起こしたり、繰り返したりする可能性があります。
特に糖尿病がある方は、末梢神経障害から痛みを感じにくくなるため、症状に気づかぬうちに重症化し、潰瘍、感染症、さらには壊疽といった合併症を起こす可能性があります。また、放置すると歩行に支障をきたし、関節への負担が増加したり、巻き爪や変形爪といった二次的なトラブルを引き起こしたりします。
自分でケアするリスク
市販の軽石やヤスリ、角質リムーバーを使って削りすぎると、削りすぎた部分を守ろうと逆に皮膚が厚くなってしまい、タコの悪化につながります。特に、カッターや爪切りで無理に切除しようとすると、正常な皮膚まで傷つけてしまい、出血や感染の原因になります。市販の除去パッドや角質軟化剤も、使いすぎると健康な皮膚まで傷つけてしまい、炎症や痛みが発生したり、皮膚のバリア機能が低下し細菌感染のリスクが高まります。
このように、自分で削り取ろうとすると、炎症を起こしたり周りの皮膚を傷つけたりするおそれがありますので、専門的なケアを受けるのがおすすめです。
タコの施術は当院にお任せください!
当院では、タコの状態を丁寧にチェックし、お一人おひとりに合った安全な施術を行っています。メスや専用の器具を用いて硬くなった角質を削る施術を行い、必要に応じて角質を柔らかくする外用剤も使用します。
施術は痛みがほとんどなく、適切な深さまで角質を除去するため、出血や感染のリスクを最小限に抑えられます。また、タコができた原因についてもアドバイスさせていただき、再発予防のための生活習慣の改善方法もご提案いたします。セルフケアで失敗してしまった方や、繰り返しタコができてお困りの方は、ぜひ一度当院までご相談ください!
タコの予防方法は?
タコは一度できると繰り返しやすいため、対策して予防しましょう。原因となる圧迫や摩擦を減らすことが基本となります。日常生活でできる予防方法を実践して、快適な足元を保ちましょう。ここからは、タコを予防する方法についてご紹介します。
圧迫や摩擦を避ける
タコの原因の多くは、足に合わない靴を使用していることです。靴は、大きすぎてブカブカでも、小さくて窮屈でも、ヒールが高すぎても、足と靴の間で摩擦が起きてしまいます。予防のためには、足にフィットした靴を選ぶことが重要で、おすすめは紐靴です。スニーカーや革靴は紐を締め、ベルトがあるパンプスはしっかり留めて、足と靴の擦れを防ぎましょう。また、靴の履き方も重要で、最初に靴の後ろ足部分をかかとにしっかり合わせ、その後に靴紐をきちんと締めて足を靴に固定します。足が固定されていないとバランスが崩れ、タコの原因になります。さらに、入浴後など皮膚が柔らかくなっているタイミングで、クリームを使って保湿することで、かかとの角質が厚くなりにくくなり、タコの予防につながります。
インソールを活用する
インソールを入れることで、足元からバランスを整えることができ、点で支えていてタコができていた部分を面で支えることができるようになります。すると、タコの原因の特定箇所への刺激を受けにくくなります。インソールの立体構造が歩行時の足裏アーチをサポートしてくれることで、足の負担が減り、タコの予防にもなります。
足裏にフィットすれば、一部分に集中する圧力を面圧で分散し、当たりが弱くなることで、タコの発生を抑えることが期待できます。
当院では、オーダーメイドでインソールの製作を行っております。インソールの活用をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!
広島周辺でタコにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、タコの特徴や改善方法、予防方法などについて詳しくご紹介しました。
タコは、繰り返される圧迫や摩擦から体を守ろうとする防御反応として起こる症状です。足裏の体重がかかる部位や、日常的に圧力を受ける場所にできやすく、そのままにしておくと悪化して、深いひび割れや細菌感染を引き起こす可能性があります。特に糖尿病の方は重症化しやすいため、気をつけてくださいね。
自己流でのケアは、削りすぎによる悪化や感染のリスクがあるため注意が必要です。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。もし現在、広島周辺でタコにお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!