爪が剥がれたけど痛くない時の対処方法は?元通りになるまでの時間・爪の切り方を解説!

「爪が剥がれたけど痛くない」と、痛みを感じる場合と比べて少し安心するかもしれません。
しかし、今は痛くなくても、傷口に何かを引っかけたりぶつけたりしてしまうと痛みを伴うことがあります。この記事では、爪が剥がれた時の対処方法などについて詳しくご紹介します。
もくじ
爪が剥がれたけど痛くない場合そのままにして大丈夫?
爪が剥がれたのに痛みを感じないと、放っておいて大丈夫かも?と思うかもしれません。
でも、痛みがないからといって、そのままにしておくのはおすすめできません。
爪の下の皮膚はとてもデリケートなので、傷口が小さくても細菌が入り込んで炎症を起こすことがあります。また、爪が完全に剥がれていなくても、不安定な状態のままだと、何かに引っかけてさらに傷を広げてしまう可能性もあります。
まずは、手や患部を清潔にして、消毒したうえでガーゼやばんそうこうで保護しましょう。詳しい対処方法は、次の章でご紹介します。
痛くない爪剥がれの対処方法は?
爪が剥がれたけど痛くない場合でも、ケアによってはその傷口から痛みを伴う可能性が考えられます。ここでは、爪が剥がれた場合の対処方法についてご紹介します。
傷口を流水でやさしく流す
爪が剥がれてしまったら、まずは手を清潔な状態にしましょう。
傷口には細菌が入りやすいため、汚れた手で押さえたり、無理に触ったりしないようにしましょう。
すぐに流水で洗い流します。この時、強くこすったり、水を勢いよくかけたりすると痛みを感じることがあるので、ぬるま湯を使って流すのがポイントです。
爪が部分的に残っている場合は、無理に剥がそうとせずそのままの状態を保てるように、どこかにぶつけたり引っかけたりしないように気をつけてください。
洗った後は、清潔なタオルやティッシュで軽く押さえて水分を拭き取りましょう。
傷口を覆う
爪が剥がれた部分はとてもデリケートな状態になっています。ちょっとした刺激でも痛みを感じやすいため、しっかりと保護しましょう。傷口を消毒し、爪が完全に剥がれ落ちていない場合は、元の位置にそっと戻して乗せます。その上から清潔なガーゼや包帯で固定し、外部の刺激から守りましょう。ばんそうこうを使う場合は、傷口に直接貼らないように注意してください。何かにぶつかったり、引っかけたりすると痛みが増すだけでなく、改善が遅くなることもあります。足の指の爪が剥がれた場合は、靴を履く時などに圧迫しないように気をつけましょう。
専門機関に相談する
爪が剥がれた時、痛みが強かったり、傷口が深かったりする場合は、無理に自分でケアしようとせずに専門機関に相談しましょう。
爪が剥がれた部分はデリケートなので、正しい手当をしないと細菌感染や炎症を引き起こす可能性があります。病院では、傷の状態を確認してから消毒や抗生物質の処方、固定方法などを教えてくれます。
また、爪が完全に剥がれた場合は、爪が生え変わるまでのケアが必要になることも。
自己判断で放置せず、痛みや腫れがひどいと感じたら、早めに専門機関に相談しましょう。
当院でも、爪が剥がれた時のケアを行っていますので、お気軽にご相談ください!
痛くない爪剥がれの注意点は?
爪が剥がれた時、ケアをするにあたって幾つかの注意点があります。ここからは、爪が剥がれた時のケアに関する注意点についてご紹介します。
汚れた手で患部を触らない
爪が剥がれてしまうと、どうしても気になって手で触れてしまいがちですが、先にご紹介したように汚れた手で傷口に触れるのは避けましょう。
爪が剥がれた部分は皮膚がむき出しになっていて、とても敏感な状態になってます。
そこに手についた細菌やホコリが入り込むと、炎症や感染を引き起こす可能性があります。触る前には、必ず石けんでしっかり手を洗い、清潔な状態にしましょう。
無理に剥がしたり切ったりしない
爪が中途半端に残っていると、気になってつい引っ張ったり、無理に剥がしたくなるかもしれません。でも、それをすると余計に傷が広がったり、強い痛みを伴います。残った爪が引っかかってしまうのが気になる場合は、自分で無理に処理するのではなく、消毒したハサミを使って少し整える程度にとどめましょう。無理に爪を切ってしまうと、今後の生え変わりに影響が出ることもあるので、慎重に行ってください。
自己流のケアをしない
爪が剥がれると、痛みや違和感から「何とかしなきゃ!」と自己流のケアをしてしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、間違った方法で対応すると、かえって治りが遅くなったり、感染のリスクが高まったりすることも。消毒液を大量に使いすぎたり、深く傷ついた部分にばんそうこうを直接貼ったりするのは特に避けましょう。爪のケガは見た目以上に繊細です。不安な場合は、専門家に相談しましょう。
爪が剥がれている状態で物を触らない
爪が剥がれた状態で、むき出しになった指先で物を触るのは危険です。傷口に雑菌やホコリが入り込むと、炎症や感染を引き起こし、治りが遅くなる可能性があります。また、何かにぶつけたり、引っかけたりすると、強い痛みを感じるだけでなく、傷口が広がってしまうことも。特に、水仕事や料理をする時は、清潔な手袋をつけるなどして、患部を保護するのが大切です。また、外出時もばんそうこうやガーゼでしっかりカバーし、できるだけ刺激を与えないように気をつけましょう。爪のケガは見た目以上にデリケートなので、無理をせず、しっかり保護しながら過ごしてくださいね。
爪が完全に元通りになるまでどれくらいかかる?
爪は一度剥がれてしまっても、時間をかけて再生していきます。ただ、完全に元通りになるまでには、少なくとも1ヶ月以上かかると考えましょう。爪は1日にほんのわずかずつしか伸びないので、個人差はありますが、指先の爪がすべて生え変わるまでには3〜6ヶ月ほどかかるといわれています。爪の根元部分(爪母)が傷ついている場合は、再生にさらに時間がかかります。
その間は傷口を綺麗な状態を保つように心がけ、爪の成長を妨げないようにすることが大切です。栄養バランスの取れた食事を心がけたり、爪を強くする成分(ビタミンB群や鉄分など)を意識して摂ったりすることで、再生を助けることができます。焦らずに回復を待ちましょう。
爪の剥がれを予防するためにおすすめの食材は?
剥がれない丈夫な爪を保つためには、バランスの良い食事がおすすめです。
爪は、ケラチンというタンパク質でできているため、まずは良質なタンパク質を含む食材を意識して摂りましょう。例えば、以下の食材がおすすめです。
- 鶏肉
- 魚
- 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳)
また、鉄分や亜鉛が不足すると、爪が弱くなりやすいため、以下の食材も摂りましょう。
- レバー
- ほうれん草
- 牡蠣
- ナッツ類
水分を摂ることも大切です。
爪の乾燥を防ぐために、水分補給もしっかりと行い、内側から丈夫な爪を育てましょう。
爪剥がれを起こさないための爪の切り方は?
爪を切る時に爪切りで「バチン」と強く切ると、衝撃で爪の端に負担がかかり、ひび割れや二枚爪の原因になることがあります。できるだけ爪切りではなく、爪用のやすりを使って少しずつ整えるようにしましょう。乾燥していると爪が割れやすくなるため、入浴後の爪が柔らかいタイミングでお手入れするのがおすすめです。深爪を避けて角を丸めすぎないようにしましょう。
広島周辺で爪の剥がれでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、爪の剥がれの対処方法などについてご紹介しました。
爪が剥がれると見た目にも影響するため、凹んでしまうことがあるかもしれません。
傷口は放っておくと外部からの影響を受ける可能性があるため、早めに対処するようにしましょう。
セラピストプラネットでは、巻き爪施術をはじめとする専門資格を持った先生が各院に在籍しています。
もし現在、広島周辺で爪の剥がれでお悩みの方はセラピストプラネットにお気軽にご相談ください!